2010年01月08日
『未来の食卓』観てきました♪
シネマ5へ行ってきました。
木曜日のメンズデーでツカサくんは千円と、私はチラシ持参で300円引き。(^・^)
『未来の食卓』。

面白かった、というより考えさせられる内容でした。
映画の冒頭、ユネスコの会議の席で、「あなたの家族や友人、知人の中に、ガンや糖尿病にかかった人はいますか?」という壇上者の問いかけに、ほとんどの人が手を挙げるシーンがあって、まずぞぞぉ~っと鳥肌が立ちました。
今、国や地域に関係なく、地球上の人々が病んでいるようです。
そのいちばんの原因として考えられているのが環境汚染。
化学物質や、環境ホルモンとも呼ばれるもともと自然界に存在しないもの。
そういうものが、例えば農薬の成分や食品添加物として使用されて、知らないうちにいろんな形で生活の中に入り込んで来ているのです。
そうして気がつくとガンなどの深刻な病気を抱えていた…という事例が多い。
この映画の舞台は、美しい自然がいっぱいの南フランスの小さな村。
農業国フランスの中でもワインの産地として知られる、農村バルジャック。
村長の掛け声で、”村の学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という試みが始まりました。
どうしてそういうことになったのか、というところの詳しいいきさつは語られてなかったけれど、最終的な目標は、”子どもたちの未来”のため。
村の中で有機農業に取り組む農家を探し、そこで育った野菜や乳製品、肉類を使って給食を作ろうとするもの。
まさに”地産地消”。
それまでの缶詰の野菜や市販のハム・ソーセージ類とは全く違った調理法になり、見た目も味付けもガラッと変わって、戸惑う子どもたちもいるものの、大半が美味しそうに食べている。
いやぁ、見ている方も食べたくなりました。^_^;
ぱりぱりの野菜サラダやほかほかのパスタ、噛み応えのありそうなフランスパンなんか、とってもおいしそう♪
こんな給食を毎日食べられる子どもたちは幸せだなあ。
もちろん、全ての親が理解を示しているわけではないのだろうけど、実際に子どもが食べて美味しいと言うのを聞いて、反対する理由はないでしょう。
まして、給食費の値上げはしないと村長は断言してるし。
いくつかの家庭で、「全てのものをオーガニックにするのは難しいけど、量より質に気を配るようになって、一部をオーガニックに変えたら、かえって無駄遣いをしなくなった」という声が。
それってわかるわかる。!(^^)!
スーパーに行くとついつい要らないものまでかごに入れたりするんですよねぇ。
いつもよりちょっと高い調味料を買うと、少しずつ丁寧に使うような気がしたりして。
こうして子どもの口=味覚から変えて、徐々に家庭、社会を巻き込んでいこうというやり方は、すごくいいかもしれないですねぇ。
それに気づいた村長さんはえらい!
給食を作る職員の人たち(給食のおばさんじゃなくて男性ばかり!)も、子どもたちの反応を見ながらどうやったら野菜嫌いの子に野菜を食べてもらえるか工夫を重ねている姿、それも楽しんでいる姿はえらい!
大分の給食に関わっている人たち、学校関係の人たち、先生がた、皆さんに観て欲しいなぁ。
パンメーカーや牛乳メーカーやいろんな業者さんたちの、しがらみの一切ないところで、純粋に子どもたちの体や健康のことを考えて、給食を作ってはもらえないでしょうか…。
だって、ひとつの食材にいくつもの添加物(発がん性や病気の原因となるものが疑われているもの)が入っているという事実を目の当たりにしたら、きっとそんな食材は使わなくなります。
除草剤をはじめとする農薬を日々扱っている農家では、ガンや白血病でどんどん家族が亡くなっているということを知ったら、怖いと思うでしょう。
だったら、何かひとつからでも、自分にできることをやろうと考えますよね。
たぶん。
とはいっても、大分での上映、今日が最後だったそうです。
残念。(ToT)/~~~
映画の監督さんも言ってます。
「子どもたちの未来を握るのは母親だ」って。
日々、台所に立つ母はやっぱり考えないといけないのですね。
今日の晩ごはん、なんにしよう・・・(*^_^*)
あるふぁ・すたいる かおる
木曜日のメンズデーでツカサくんは千円と、私はチラシ持参で300円引き。(^・^)
『未来の食卓』。

面白かった、というより考えさせられる内容でした。
映画の冒頭、ユネスコの会議の席で、「あなたの家族や友人、知人の中に、ガンや糖尿病にかかった人はいますか?」という壇上者の問いかけに、ほとんどの人が手を挙げるシーンがあって、まずぞぞぉ~っと鳥肌が立ちました。
今、国や地域に関係なく、地球上の人々が病んでいるようです。
そのいちばんの原因として考えられているのが環境汚染。
化学物質や、環境ホルモンとも呼ばれるもともと自然界に存在しないもの。
そういうものが、例えば農薬の成分や食品添加物として使用されて、知らないうちにいろんな形で生活の中に入り込んで来ているのです。
そうして気がつくとガンなどの深刻な病気を抱えていた…という事例が多い。
この映画の舞台は、美しい自然がいっぱいの南フランスの小さな村。
農業国フランスの中でもワインの産地として知られる、農村バルジャック。
村長の掛け声で、”村の学校給食と高齢者の宅配給食をオーガニックにする”という試みが始まりました。
どうしてそういうことになったのか、というところの詳しいいきさつは語られてなかったけれど、最終的な目標は、”子どもたちの未来”のため。
村の中で有機農業に取り組む農家を探し、そこで育った野菜や乳製品、肉類を使って給食を作ろうとするもの。
まさに”地産地消”。
それまでの缶詰の野菜や市販のハム・ソーセージ類とは全く違った調理法になり、見た目も味付けもガラッと変わって、戸惑う子どもたちもいるものの、大半が美味しそうに食べている。
いやぁ、見ている方も食べたくなりました。^_^;
ぱりぱりの野菜サラダやほかほかのパスタ、噛み応えのありそうなフランスパンなんか、とってもおいしそう♪
こんな給食を毎日食べられる子どもたちは幸せだなあ。
もちろん、全ての親が理解を示しているわけではないのだろうけど、実際に子どもが食べて美味しいと言うのを聞いて、反対する理由はないでしょう。
まして、給食費の値上げはしないと村長は断言してるし。
いくつかの家庭で、「全てのものをオーガニックにするのは難しいけど、量より質に気を配るようになって、一部をオーガニックに変えたら、かえって無駄遣いをしなくなった」という声が。
それってわかるわかる。!(^^)!
スーパーに行くとついつい要らないものまでかごに入れたりするんですよねぇ。
いつもよりちょっと高い調味料を買うと、少しずつ丁寧に使うような気がしたりして。
こうして子どもの口=味覚から変えて、徐々に家庭、社会を巻き込んでいこうというやり方は、すごくいいかもしれないですねぇ。
それに気づいた村長さんはえらい!

給食を作る職員の人たち(給食のおばさんじゃなくて男性ばかり!)も、子どもたちの反応を見ながらどうやったら野菜嫌いの子に野菜を食べてもらえるか工夫を重ねている姿、それも楽しんでいる姿はえらい!
大分の給食に関わっている人たち、学校関係の人たち、先生がた、皆さんに観て欲しいなぁ。
パンメーカーや牛乳メーカーやいろんな業者さんたちの、しがらみの一切ないところで、純粋に子どもたちの体や健康のことを考えて、給食を作ってはもらえないでしょうか…。
だって、ひとつの食材にいくつもの添加物(発がん性や病気の原因となるものが疑われているもの)が入っているという事実を目の当たりにしたら、きっとそんな食材は使わなくなります。
除草剤をはじめとする農薬を日々扱っている農家では、ガンや白血病でどんどん家族が亡くなっているということを知ったら、怖いと思うでしょう。
だったら、何かひとつからでも、自分にできることをやろうと考えますよね。
たぶん。
とはいっても、大分での上映、今日が最後だったそうです。
残念。(ToT)/~~~
映画の監督さんも言ってます。
「子どもたちの未来を握るのは母親だ」って。
日々、台所に立つ母はやっぱり考えないといけないのですね。
今日の晩ごはん、なんにしよう・・・(*^_^*)
あるふぁ・すたいる かおる
Posted by あるふぁ・すたいる at 15:51│Comments(0)
│雑記